道具選び 9章
テント選び ワンルーム?ツールーム?
ボス戦です!!ワンルーム?ツールーム?
こんにちは。2005年からキャンプを始めて、道具は揃ってもキャンプスキルは未だに初心者のtentyouです。
初めてのキャンプでは必要最低限の機能を持っている道具で揃えていきましょう。 高機能=設営が大変 と言うこともありますので、楽チンに設営・準備ができる道具をメインに紹介します。
でも慣れてきたら、どんどん高機能・快適性の高い道具も揃えていきましょう。

上記で全般的に沼への入り口を説明しました。 ここでは、沼に片足を突っ込むところまでご紹介していきます。 ゆくゆくは沼にどっぷり浸かってください。
どうぞ最後まで、お付き合いください。
目次
テント選び
思いっきり悩んで、選んでください。 tentyouは初めてテント買う時は3週間くらい夜な夜な悩み通してました。
・キャンプスタイルを決める 一番の悩みどころ
・サイズ 人数に合わせて
・撤収 楽チン最優先で
キャンプスタイルを決める
キャンプでは就寝スペースとは別に居住スペース(キッチン・ダイニング)が必要になります。
就寝スペースはもちろんテント(インナーテント内)です。
居住スペースも寝室同様に風雨を凌ぐスペースを確保しないと雨天時は雨晒し・日中は直射日光の餌食になっちゃいます。
・ワンルームテント(+タープ)
・ツールームテント
テントのタイプ別に紹介します。
ワンルームテント(+タープ)の就寝・居住スペース


ワンルームテントとタープの組み合わせ
テントが就寝スペース タープが居住スペース

ワンルームの場合はテントとは別にタープを設営が必要です。
ツールームテントの就寝・居住スペース
OGAWA ティエラリンド


ツールームテントの場合は居住スペースを前室に確保する。
ワンルームかツールームの2択になります。 どちらを選ぶかでキャンプスタイル・テント選びが大きく変わります。
寝室スペース | 居住スペース(キッチン・ダイニング) | |
---|---|---|
ワンルーム | インナーテント内 | テントとは別にタープ等を設営 |
ツールーム | インナーテント内 | 前室(大きめの前室が必要) |
初めてのキャンプでいきなり 『キャンプスタイルを決めろ!』と言われても???だと思います。

難しいですよね? ゆっくりきめていきましょ。
迷った時は本能のままに!かっこいい!これ欲しいな!と思える物を選んでください。
サイズ
あくまでも主観です、、、
ワンルーム
ワンルーム場合はメーカー表記の対応人数かプラス1人分のテントに合わせれば大丈夫です。


3人家族の場合はメーカー表記4人用がベスト(子供が小さい時・添い寝時ならメーカー表記とおりで大丈夫です。)
我が家は着替え・貴重品以外はテントに入れないので、最低限のサイズにしてます。
居住スペースとしてタープが必要です。タープのサイズ・詳細はこちらから紹介します。
ツールーム
ツールームの就寝スペースはワンルームテントと同じ考えで大丈夫ですが、居住スペースは前室だけにするので結構広めに考えてください。 (以前使用した感想です。前室が約6㎡の居住スペースで3人がギリでした。)

就寝スペース | 居住スペース | |
---|---|---|
ワンルームテント | メーカー表記プラス1人を参考に 3人家族ならメーカー表記4人用 (子供が小さい時はメーカー表記通りで) | タープのサイズを参考に |
ツールームテント | メーカー表記プラス1人を参考に 3人家族ならメーカー表記4人用 (子供が小さい時はメーカー表記通りで) | 3人で6㎡がギリ |
撤収
撤収をただの後片付けと思わないでください。 雨さえ降ってなければ大丈夫、、、ではないです!! 雨が降っていない天候でもテントは夜露や結露で濡れます。

もし撤収時にテントが完全に乾かない場合は自宅でその大きさの幕を干す事になり、撤収の負担はキャンプ場だけでは終わらないです。
フライシートを一幕干すだけでベランダがいっぱいになります。そしてそれを畳むには幕の大きさに応じたスペースが必要になります。 大きい幕をベランダ・家の中で乾燥・畳む事は非常に負担になります。
ツールームはワンルームと比べて居住性・利便性はとても快適です。 しかし幕が大きく設営・撤収の負担は大きいです。

逆に大きい幕を自宅で乾燥・畳む事が負担にならなければツールームもありです。
最近は裏技でテントを乾燥・クリーニング専門サービスを使う手もあります。
我が家のテント遍歴

参考までに、、、 半分迷走してます、、、
- 娘が生まれる前
- 娘が生まれてから
- 娘が大きくなって
成長に合わせて替わっていきました。
初期はワンルームテント+タープのスタイルでした。

OGAWA ステイシーST-2

OGAWA フィールドタープヘキサDX
テント・タープとも旧型を愛用していました。(画像は2021年現行型です)
娘が生まれてこちらのツールームのスタイルにしました。 設営も比較的簡単 でサイズも娘が小さい時はちょうど良かったです。

OGAWA ティエラリンド
これのワンサイズ大きめのティエラ4を使用してました。(廃盤) ステイシーもティエラ4も以前の写真が残ってませんでした、、、、
そして娘の成長と共に大きめのツールーム(シェルター+インナールーム)を検討中です。 設営負担も比較的軽そうです。 どちらかというと沼系です、、、危険です。

スノーピーク リビングシェル


自身のキャンプスタイルに合ったテントを選んでください。
ツールームは歳を重ねるにつれて設営・撤収でクタクタになってきました。
しかし娘はツールームの復活を希望してるので検討中です、、、
ペグ・ハンマー選び
付属品といえども侮るなかれ! ペグ・ハンマーを甘く見ると翌日に筋肉痛で動きが悪くなるかも知れませんよ、、、、
ペグ
テントやタープの購入時にセットで付いていますが、プラスチック製・ スチール製等で強度が非常に弱いです。 芝生サイトなら小石等を避ければ問題なく使えますが、小石等が地中に多い地面や河原・砂利のサイトでは全く歯が立たないです。


ペグ打ちで苦戦すると、体力・時間の消費が激しいです。
30代半ばを超えると翌日に響く可能性もあります。
可能なら鍛造ペグをお勧めします。 最強です。正直1本の価格にビックリすると思いますがとても楽チンです。

スノーピーク ソリッドステーク
ハンマー
テントを買ったらペグ打ち用ハンマーもセットで付いている事が多いですが、ペグと同じく状況によっては使い物にならないケースが多いです。 こちらも可能ならヘッドが金属製のハンマーをお勧めします。

スノーピーク ペグハンマーPRO.S
ペグやハンマーなどのテントの仕組みについてはこちらからどうぞ
テント選び ボス戦だけに大変ですよね
すごく迷うと思いますが自分が好きで選んだキャンプ道具なら多少の不便・負担でも仲良く付き合っていけると思います。

一発で自分のスタイルに合った100点満点の道具に巡り合える可能性は低いです。
色々と経験しながら道具を揃えるのもとても楽しいです。
是非《沼》にはまってください。(金銭的にはたいへんですが、、、、)
ボスを倒したら(テントが決まったら)次はテント周りの必要な道具 マット・寝袋とタープを考えましょう。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
色々と道具を揃えていくとキャンプライフが楽チンになりどんどん楽しくなっていきます。
キャンプより道具集めがメインになっていきます、、、
これを俗に 沼 と言います、、、
沼系ツールームテント(シェルター+インナールーム)
スノーピーク ランドロック