焚き火を始めるには何が必要?
どんなルールやマナーがあるの?
本記事では初めてでも簡単に焚き火が始められるように
- 初心者さんに必要な焚き火アイテム
- 焚き火の仕方やマナー
をお伝えします。
こんにちは。2005年からキャンプを始めて、道具は揃ってもキャンプスキルは未だに初心者のてんちょーです。
キャンプをするからには焚き火をしたい!
でも、、、
⇩ ⇩ ⇩
- 焚き火をするためのキャンプ用品もわからない
- 焚き火の知識ゼロ・経験ゼロ
そんな初心者さんが気軽に焚火を始められるように
⇩ ⇩ ⇩
- 焚き火のやり方
- 必要なアイテム
- 焚き火のマナー
をお伝えします。
直火禁止のキャンプ場で、焚き火台を使わなかったり、ルールを守らないと火事や環境破壊に、、、
マナーを知らずに、火の粉や燃えカスが飛び散って、周りのサイトに迷惑をかけたり
焚き火のやり方とマナーを知らないと、知らず知らずのうちに迷惑キャンパーになる可能性が高いんです、、、
やり方・アイテム・マナーを知れば簡単に焚き火が楽しめますよ!
焚き火の炎に癒され、会話も弾む。
お酒が何倍も美味しくなる!
飽きることなく炎を見ていられ、日常を忘れられます。
焚き火でしか味わえない特別な時間を過ごしましょう!
それでは、焚き火のやり方を説明しながら必要なアイテムとマナーについてお伝えしていきますね!
はじめての焚き火台はここから選べば、失敗ナシ!
焚火のやり方
材料
当たり前ですが、焚き火で燃やすモノは薪です。
薪はアウトドアショップやキャンプ場。キャンプ場周辺のコンビニやスーパーで売られています。ほとんどが針葉樹か広葉樹の2種類です。
広葉樹は針葉樹と比べると年輪の間隔が詰まっていて硬いです。持ち比べると、広葉樹はあきらかに重いです。
火が付きにくいけれど長く燃えるのは広葉樹の薪です。
火が付きやすいのは針葉樹です。
広葉樹 | 針葉樹 | |
着火しやすさ | △ | 〇 |
燃焼時間 | 〇 | △ |
初心者向け | △ | 〇 |
初心者さんが薪に求めることは着火のしやすさです!
薪に着火出来れば、焚き火の8割はクリアです!
燃やしてはいけないモノ
焚き火で燃やすモノは基本的に薪と着火の為の着火剤。着火剤替わりの小枝や落ち葉です。
ゴミや化学物質がでるものは✕(異臭や燃えカスが舞い散ります)
道具
焚き火するに最低限必要な道具は
- 焚き火台
- 焚き火シート
- 火ばさみ
何で焚き火台が必要なの?
地面に直接焚き火(=直火)はイケナイの?
延焼のリスクはもちろん、地中に高熱が伝わり生態系や環境を破壊してしまうので焚き火台は必須アイテムです!
また焚き火台から薪の一部や灰が地面に落ちないように焚き火台の下に敷くシートも必要です。
薪を足したり、焚き火台の上で燃えている薪を動かす為に火ばさみも必要です。
焚き火をする場所
キャンプ場内ならどこでもオッケーでは無いんです。
直火は殆どのキャンプ場で禁止されてます。(要確認)
焚き火台を使えば自サイト内ならほとんどオッケーです。
キャンプ場によってはサイト内でも焚き火台を置く場所が指定されます。(要確認)
火の熾し方
着火のやり方によって必要な道具が変わります。
バトニング(着火しやすいように薪を割る事)するならナイフや防護するグローブが必要です。多少の技術は必要ですが、着火は早いです。
我が家は焚き火デビューから当面は着火剤を使って薪に着火していました。(技術は要らないですが着火まで多少の時間は掛かりますし、着火剤もそれなりに使います)
バトニング | 着火剤使用 | |
薪が燃え始める時間 | 〇 | △ |
スキル | △ナイフを使う | 〇一切必要なし 着火剤と時間がかかる |
初心者向け | △ カッコいい 楽しいけれど、、、 | 〇 初心者さんには実用的 |
必要な道具 | ナイフ グローブ | 着火剤 (バーナー) |
初心者さんにはテントの設営など、慣れない事や覚えることがたくさんあるので、キャンプに慣れるまでは着火剤使用をお勧めします。
ここでは着火剤やバーナーを使って、初心者さんにも簡単にできる火起こし方法をお伝えします。
火起こし
- 薪を小さめの井桁に組む(できるだけ細い薪、樹皮のある薪を下段に)
- 井桁の中心に落ち葉や小枝、もえやすいモノを置く
- 着火剤を②に付ける(バーナーで②を燃やす)
- 火は付きやすいが、薪が燃え始めるまではウチワやひふき棒で風を送り続ける。
- (バーナー使用は薪に燃え移るまでバーナーで燃やし続ける)
着火剤にはブロック状やペーパー状、ゼリー状があります。
ブロックタイプが初心者さんには安心、安全、楽チンなのでおススメです!
ひふき棒を使って、火元にピンポイントで風を送れば炎の勢いが増します。
ゼリー状の着火剤は追加すると飛散の危険があるので厳禁です。
火の維持し方
薪が燃え始めたからと言って、そのままにしていると消えてちゃいます。
薪の追加や組み直しが必要です。
薪が燃え続けると、井桁が崩れ始めます。追加の薪でも、おおざっぱでいいので井桁を組み直してください。
燃えている薪を下段に、追加する薪を上にしてください。(炎は上に燃え広がります)
炎が弱くなってきたら、うちわやひふき棒で風を送ってください。風を送ることで、炎が復活します。
火の粉が舞ったり、煙が出ることがあります。周りのサイトに迷惑にならない距離感で焚き火をしましょう。
また火の粉が自分にかかり、洋服に穴が開く事もあります。
焚き火用のウェアを用意するか、焚き火用の穴が開いても構わない服装で、、、
テントやクルマと近すぎるのもリスクがあります。
焚き火の時だけでなく、テント設営などで衣服を汚したくない時にも使えます!
火の消し方
炎が見えないからと言って、薪が燃えていないとは限りません。
見えない所、薪の芯に熱を帯びていたら再び燃え出す事もあります。
必ず完全消火させましょう。
完全消火させる方法
- 灰にするまで燃やす
薪があと少しで燃え終わる状況だったら、そのまま燃やし尽くしちゃいましょう。
焚き火台全体に薪を分散させて、燃え尽きやすくなります。 - 薪がまだまだ燃え続ている
火消し壺に入れて、密閉して消火させます。
熱い薪をいれた火消し壺は高温になるので、冷めるまでは注意してください。
火消し壺で消化した薪(炭)は次回再利用できます!
水をかけて消火はNG
燃えている焚火に水を掛けると、激しい温度差で焚き火台が変形します。故障の原因にもなるので✕
急いで消火させたい!でも火消し壺もない。
そういう時はバケツにたくさんの水をためて、その中に薪を入れて芯まで水を染み込ませましょう。
焚き火は夜遅い時間まで楽しめます。(もちろん、消灯時間などのマナーは守って!)
夜遅く眠い、お酒が回って、ほろ酔い気分になっているからといっても、完全消火は確実に行ってください。
薪の中心が燻ったまま寝ちゃうと、風などで薪や灰が飛び散り、幕などに引火する事もあります。
後片付け
焚き火台の洗い方
- 完全消火後にそのままにして焚き火台の熱を冷まします。
- ある程度冷めたら、水拭きして灰を落とすだけで大丈夫です。
焚き火だけなら、油汚れは無く、ちょっとした汚れが出ても焚き火で燃やされるので灰になります。
多少の汚れも焚き火台の風合いになります。
焚き火台の水洗い
汚れが気になるなら、自宅に戻ってから水洗いしましょう。
キャンプ場の炊事場などで洗うと、シンク内が汚れたり、時間が掛かったりと他のキャンパーさんへ影響がでるので控えてください。
ゴミの処理
灰や薪の燃えカスなどはキャンプ場指定の場所に捨てましょう。
ほとんどのキャンプ場では金属製の容器が灰捨て用として用意されています。
ゴミ捨だからと言って、燃えるゴミなどと一緒にして捨てると、薪の芯に残っていた火から引火する可能性もあります。
必ず指定の場所に捨てて!
燃えカスや灰。粉々だからそのまま地面に捨てても大丈夫と思われがちですが、環境破壊に繋がります。厳禁です!
焚き火で料理
焚き火をするのに必要なアイテム焚き火台
焚き火だけでなく、料理やバーベキューができる焚き火台もあります。
焼アミを置いてバーベキュー。クッカー(鍋やフライパン)を置いて料理が出来る焚き火台もあります。
バーベキューが終わればそのまま焚き火が始められる。
コーヒーが飲みたくなったら、そのままお湯を沸かせる。
焚き火しながら、何か食べたくなったら目の前の焚き火台で料理ができる!
料理やバーベキュー兼用の焚き台ならキャンプライフがとっても楽チンになります!
焚き火がさらに便利に!
焚き火を更に便利に、キャンプライフを楽チン、快適にしてくれるアイテムがあります。
コンパクトな焚き火台
焚き火をするには今までお伝えしてきたキャンプギアが必要です。
キャンプギアが増えると移動や収納の負担が増えます。
焚き火だけを考えるなら、軽量コンパクトな焚き火台で楽チンで快適です!
ファミリーキャンプで焚き火ができるサイズでなのに、収納サイズは約Φ6×57cmとコンパクト!
焚き火テーブル
焚き火の炎を見ながらコーヒーやお酒を飲む。
個人的にはキャンプで一番好きな時間です。
コーヒーやお酒を置くサイドテーブルがあれば、焚き火時間がもっと楽チンで快適になりますよ。
火の粉や灰が飛んでくるので、天板が金属製だとキズが付かずに安心です。
人気の2台をレビュー!
セットは開くだけで一瞬!
収納時はフラットでコンパクト
焚き火台スノーピーク
バーべキュー、料理兼用の焚き火台はとーっても楽チンなんですが、バーベキュー専用のバーベキューコンロやバーナーと比較すると熱効率が悪いんです。
バーベキューが美味しく焼けなかったり、炭が大量に必要になったり。加熱に時間が掛かったり、、、兼用の焚き火台はデメリットがゼロでは無いんです。
元焼き鳥屋店長なので、炭火料理には敏感に反応しちゃうんです、、、
そのデメリットを限りなく少なくした焚き火台がスノーピークの焚火台です。
焚き火台本体だけでなく、オプションのグリルブリッジを使う事で、熱効率を高めてくれています。
焚火台本体やグリルブリッジなどを含めるとかなりの出費になりますが、それ以上の効果は充分にあります。
まとめ
- 着火
いきなり薪を燃やすのではなく、燃えやすいモノから - 火の維持
薪が空気に触れやすいように組み直したり、炎が弱ったら風を送る - 消火
見た目で判断せずに、完全消火。 - 後片付け
灰や燃えカスも指定の場所に捨てる
- 絶対必要
焚き火台(焚き火専用とバーベキュー兼用)
焚き火シート
火ばさみ
着火剤 - あると楽チン、快適!
トーチ
ひふき棒
焚き火テーブル
バトニングするならナイフ、グローブ
- 直火禁止
ほとんどのキャンプ場で禁止です。要確認 - 燃えカスや灰が舞い散る事を考慮して、隣サイトとの距離を
- 灰や燃えカスの後片付け
- 就寝時間前には終わらせる
焚き火は、キャンプの楽しみを倍にしてくれます。
焚き火の仕方、必要なアイテム、マナーを知って楽チンに、快適に焚き火をに始めましょう!
ここから買えば失敗なし!
種類が多くて何を買っていいか分からない、、、
・調理もできる!
・一生使える耐久性
最高の焚き火台
=スノーピーク焚火台レビュー
失敗しないロードマップはこちら
・知識ゼロ、経験ゼロ、道具ゼロからでも大丈夫!
・最初から全部買い揃える必要ナシ!
・キャンプしながら揃えていく!
キャンプといえば焚き火ですよね!