テント選び。仕組みやタイプを知れば失敗ゼロに!
こんにちは。2005年からキャンプを始めて、道具は揃ってもキャンプスキルは未だに初心者のてんちょーです。
本記事ではファミリーキャンプ初心者さんがテント選びで失敗しない為に、、、
- テントの仕組み
- テント用語
- 初心者さん向けのテントタイプ
を紹介して、キャンプが楽チンで快適に過ごせるようにお伝えしていきます!
どうぞ最後まで、お付き合いください。
テントを選ぼうとしたら、
- 知らない用語ばかりでサッパリ
- 種類が多くて悩んじゃう
- 初心者向けのテントって?
ドーム型テント?
ワンルームテント?
前室?
グランドシート?
我が家も初めの頃は知らない用語ばかり、テントの種類もわからずに
悩みを抱えていました。
とりあえず
・おすすめテント
・人気テント
・ハイスペック高級テント
・おしゃれテント
なら大丈夫でしょ!って買っちゃうと、、、
⇩ ⇩ ⇩
慣れない設営(テントを建てる)で時間が掛かってクタクタ
終わったころには、あたりは真っ暗
⇩ ⇩ ⇩
ご飯を作る気力も体力も時間も無い
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疲れるだけのキャンプに、、、
テントを買う前に本記事を参考にしてもらえれば、
初心者さん向けに簡単設営できるテントを選んで、設営がすぐ終わる!
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ノンビリ過ごせて自然に癒される!
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美味しいキャンプ飯を作る!
初めてでも楽チンに快適なキャンプを過ごせます!
テントのタイプ・構造・用語がわかればテント選びが簡単に!
知識ゼロ・経験ゼロの初心者さんにもわかるように、
初心者さん向けのテントタイプを紹介します!
テント以外にもキャンプ用品を揃えるなら、、、
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失敗しないロードマップはこちら
・知識ゼロ、経験ゼロ、道具ゼロからでも大丈夫!
・最初から全部買い揃える必要ナシ!
・キャンプしながら揃えていく!
初心者さん向けのテントタイプって?
結論から言うと
ドーム型・トンネル型のツールームテントです!
その理由はタイプ、用語、構造がわかれば納得です。
まずはテント用語からお伝えしていきます!
目次
テント用語
テント用語と合わせてテントの仕組みや、付属品についても説明します。
- 幕
- フレーム
- 設営・撤収
- ペグ打ち
難しい用語はないので、一度聞けば簡単に覚えられますよ
幕
テントやタープのことを『幕』といいます。
『幕』は風や雨を防ぐのに必要なアイテム。
『耐水圧』という指標が高いほど、雨の侵入を防ぐ効果があります。
テントの耐水圧は1,500㎜あれば問題ないです。(参考までに傘の耐水圧は200~500㎜)
フレーム
テントやタープの骨組みです。幕を支える(吊るす)金属製のポールの集まりを『フレーム』といいます。
ほとんどのフレームは短い金属製の棒=ポールに分割でき、ショックコードという伸び縮みするヒモで繋がっています。
設営が複雑なテントで設営方法を間違えたりすると、フレームに強い負荷が掛かり折れ曲がる事があります。
なので、設営が簡単なテントを紹介していきます!
設営・撤収
テントを建てることを『設営』といいます。
キャンプ場について、一通りの準備をする事も『設営』といいます。
『設営』で時間が掛かったり、体力を使うとその後の行動がしんどくなります、、、
設営が簡単に出来れば、時間も有効に使えます。
キャンプを楽しむには、いかに
設営を簡単に!楽チンにするかが重要なんです!
テントを片付ける。キャンプ場から帰る時に全ての道具をしまう事を『撤収』といいます。
撤収時には幕が乾燥していないと、帰ってから干さなくてはいけないです。
雨が降っていなくても、地中の湿気などで幕は湿ります。
水気が残ったままだと加水分解と言う反応が起きて、幕がベタベタして性能が著しく落ちます。
キャンパーさんは陽が昇ったら幕を干して『乾燥撤収』を目指しています!
家に帰ってから幕を干すって、かなりの労力です。(マンション住まいや広い庭等がなければ、公園で干す必要があります)
幕の材質には代表的な2タイプあります。
- コットン製(TC製)
最近のトレンド
風合いがオシャレ - ポリエステル製
従来からあるタイプ
乾きが早いのはポリエステル製です。
(本記事ではポリエステル製を紹介しています)
ペグ打ち
設営する時に、テントを地面に固定します。
ペグループ(テントが地面と接する場所にある輪)にペグ(=杭)を通して地面にテントを固定することを『ペグ打ち』=『ペグダウン』と言います。
ペグやペグを打つハンマーは固い地面に負けないくらい頑丈なモノが必要です。
『ペグ』や『ハンマー』については詳しく後述しますね!
テントの種類
- ドーム型
- ワンポール型
- ロッジ型
- ポップアップ型
読んで字のごとく!こちらも簡単です。
代表的な4種類のテントタイプをお伝えします。
ワンポール テント
名前のとおり1本のポールだけで簡単に設営でる、三角形のテントです。
テント壁面が斜めになっているので、床面積が広くても天井からの圧迫感や室内の狭さを感じます。
ポップアップ テント
フレームと枠が一体化していて、ストッパーを外すと反動で自立するテントです。
設営の速さは他タイプとは比べ物にならないくらい早いです
ですが
・撤収の際にコツが必要
・耐風性に課題
・収納サイズが大きい
など課題も多いタイプのテントです。
ロッジ テント
家のような形で居住性が高いです。
天井が高く立ったままテント内の移動ができ、快適な居住空間を作れます。
その分、設営の負担が大きく、収納サイズも大きいです。
ドーム型・トンネル型 テント
居住性が高く、設営もしやすいです!
ナンバーワンのポイントはないんですが、とってもバランスの取れたテントです!
各テントの
メリット・デメリット
設営 (テントをセットする) | 居住性 | 初心者向けは | |
---|---|---|---|
ワンポール型 | 〇簡単! ペグ打ちして、 ポール1本を立ち上げるだけ | △ 壁面が迫ってくる 有効面積が少ない | 〇ファミキャンには、、、 家族4人で使用するサイズだと設営の負担が大きい |
ポップアップ型 | ◎一瞬! ロックを外せば 自立し始める | △ 寝室のみのタイプが多く、タープが必要 | △ 耐風性や通気性 耐久性に不安あり |
ロッジ型 | △ ポールの組み立てが 複雑 | ◎広い 屋根が高く広い | △設営にコツが必要 重くて大きいので積載に注意 |
ドーム・ トンネル型 | 〇 ポップアップには及ばないが簡単 | 〇ロッジ型の次に広い | ◎ 設営の簡単さと広さ 収納面でバランスがイイ! |
初心者さんが重要視するポイントは設営の簡単さです。
トータルで考えると、
ドーム型・トンネル型が初心者さんにおススメです!
・初心者さんにも簡単
・時短設営でキャンプを快適に!
ワンルームドーム型で
設営の一例を詳しく紹介します。
各テントにはそれぞれワンルームとツールームという2つのタイプがあります。
- ワンルームテント
寝室のみのコンパクトなテント - ツールームテント
寝室とリビングスペースがあるテント
ワンルームテント
名前のまんま。部屋が1つ(=寝室のみ)のテントです。
寝室のみとコンパクトなのでツールームと比較すると設営は簡単です!
ですが、ワンルームテントにはダイニング・キッチンのスペース=居住スペースがないんです…
テントとは別に雨や風をしのげる居住スペースとして、タープやシェルターの設営が必要になります。
ワンルームテント+タープの設営もそんなに難しいことはありませんが、、、
テントとタープ。2つの幕の設営は、
初心者さんには大変です…
ツールームテント
こちらも名前のまんま部屋が2つのテントです。
寝室と居住スペース(=ダイニングやキッチン)があります。
居住スペースがあるテントなので、タープやシェルターの設営が不要です。
ツールームテントだけ設営すれば就寝スペース・居住スペースが一挙に完成できます。
設営 (テントをセットする) | 居住性 | 初心者向けは | |
---|---|---|---|
ワンルーム | 〇簡単! 寝室だけで コンパクト | △狭い ダイニングスペースとして タープなどが必要 | △慣れが必要 テントとタープ 2つの設営が必要 |
ツールーム | △大きい 寝室とダイニングスペース分の 大きさなので負担 | 〇広い これ一つで 寝室とダイニングが完成 | 〇設営は1つだけ 大きいけどドーム型や トンネル型なら簡単 |
ワンルームと比べると倍近く大きいので、設営や収納の負担は少し増えます。
ですが、、、
設営はひとつの幕だけで済む。
ツールームがおススメです!
・簡単設営
・初心者さん向け
失敗しないツールームテントを紹介してます。
テントのパーツ
- フライシート
- インナーテント
- 前室
パーツの名前と構造がわかれば、テント選びが簡単になります!
テントの構造を含めてお伝えしていきます!
フライシート
テントの一番外側を覆っているシートです。フライシートが風雨を凌いでくれます。
インナーテント
フライシートの内側にある袋状のシートです。インナーテントとフライシートの間に隙間がある事でインナーテント内を外気・結露から守ってくれています。
フレームにインナーテントをセット(吊り下げている)
インナーテントだけでは、雨が降れば雨漏り。朝になれば結露でビショビショになります…
なのでインナーテントとフライシートの二重構造になっています。
前室
フライシートの内側でインナーテントの外側の場所を『前室』といいます。
ワンルームテントだと前室は荷物置きくらいのスペースです。
クロノスドームの前室
暗いですが靴が置いてあるスペースです。
ワンルームテントの前室は靴や小さい荷物しか置けないんです、、、
ツールームテントの前室は居住スペース(ダイニング・キッチン)になります。
上の写真の奥側がインナーテントです。 手前側の嫁と娘がいるスペースが前室です。
前室が居住スペース(ダイニング・キッチン)として活用できます。
ツールームテントの前室は広く、生活できる部屋(スペース)です!
テントの付属品
- グランドシート
- インナーマット
- ペグ
- ハンマー
別売り?セットになっているの?かをお伝えするのと同時に、、、
『本当に必要なのか?』『買い替えた方がいいのか?』もお伝えします。
グランドシート
インナーテントと地面の間に敷くシートを
『グランドシート』といいます。
地面からの汚れ・ダメージ・湿気からインナーテントを守ってくれます。
別売りになっているケースが多いです。
ほとんどのテントに別売りの純正品があるので、テントと合わせて準備してください。
価格もそこそこします。純正品でなくても、ブルーシートで代用する方も多いです。
左側の白いのがインナーテント
右側の下にあるのがグランドシート
インナーマット
インナーテント内に敷くマットを
『インナーマット』といいます。
インナーマットの役割は
- 快適な睡眠
地面から凸凹の影響を減らす - インナーテントを保護する
室内からの衝撃を吸収する
インナーマットはテントと別売りのケースがほとんどです。(要確認!)テントとは別に用意しましょう。
インナーマットが無いとデコボコ地面で寝れないです!
必須アイテムです!
インナーマットが無くても就寝時に床からの影響を無くすアイテムとして、
- インフレータブルマット
空気を入れて膨らむマット - コット
ベッドの骨組みのようなモノ
インナーマット、インフレータブルマット、コット
どれかひとつ無いと地面のデコボコで寝れないんです…
⇩ ⇩ ⇩
朝起きると、体中が痛いんです、、、
⇩ ⇩ ⇩
これがキャンプ嫌いの原因にもなっちゃいます
マット系を軽く見ないで!
睡眠は妥協しないで!
最高の寝心地、超軽量、
簡単な組み立てと分解、
最強コットです!そして最高級…
ペグ
テントを地面に固定する杭をペグといいます。テント購入時にセットになっているケースが多いです。(要確認)
ペグを使わないと少しの風でテントが吹っ飛びます!
ですが、テントにセットされているペグは最低限のスペックが多いです、、、
付属品のペグは、、、
プラスチック製で固い地面には突き刺さらなかったり、金属製のペグでも強度が弱く折れ曲がったりするくらいのレベルが多いです。
地面が砂利のキャンプ場や、地中に石が多いキャンプ場では付属のペグでは厳しいです、、、
スペックの高いペグで楽チン設営をしましょう!
折れない!
壊れない!
どんな地面にも突き刺さる最強ペグです。
ハンマー
ペグを打つためのハンマーです。砂・雪以外のサイトだとハンマーの力が必要になってきます。
ペグと同じくハンマーもテント購入時に最低限のスペックのモノがセットされいるケースが多いです。
いくら設営簡単なテントを選んでも、付属のペグとハンマーのスペックが低いとペグ打ちに時間とチカラと手間が必要になります。
叩いても叩いても、地面にペグが入っていかないんです…
ペグ打ちで苦戦すると翌日は大抵筋肉痛になっています、、、笑
これが設営の大きな負担=キャンプ嫌いの原因になっちゃいます。
セットになっているペグとハンマーのスペックを確認して、プラ製ペグやラバー製ハンマーはスペックの高いペグとハンマーにグレードアップしましょう!
ペグ打ちの負担を減らして、設営を楽チン・快適にしていきましょう!
ハンマーひとつでキャンプが楽チンに!
石も簡単に打ち砕く!
簡単設営には必須ハンマー
初心者にはどんなテントがいいの?
お伝えしてきたように初心者さんがテント選びで失敗しないテントは、、、
ドーム型・トンネル型の
ツールームテントです!
ツールームテントがお勧めの理由
- 初心者さんでも設営が簡単!
- これを設営するだけで、寝室と居住スペースができる!
- テント内も広々!
と同時に、
・インナーマット
(インフレータブルマットやコット)
・ペグ
・ハンマー
もしっかり選んで、
簡単な設営と快適な睡眠でキャンプライフを楽しんでいきましょう!
次は実際にテントを選んでいきましょう!
キャンプスタイル別に初心者さん向けテントを紹介しています。
これを選んでおけば安心!
⇩ ⇩ ⇩
・簡単設営
・テント内も広々
・風雨にも強いテント
失敗しないツールームテントを紹介してます。
折れない!
壊れない!
どんな地面にも突き刺さる最強ペグです。
ハンマーひとつでキャンプが楽チンに!
石も簡単に打ち砕く!
簡単設営には必須ハンマー
失敗しないロードマップはこちら
・知識ゼロ、経験ゼロ、道具ゼロからでも大丈夫!
・最初から全部買い揃える必要ナシ!
・キャンプしながら揃えていく!
テントの仕組みやタイプがわかったら、、、
・簡単設営
・初心者さん向け
のテントを紹介してます。
このテントなら失敗しない!