キャンプ道具集め
10章 タープ
ゴールは目前!! テントをワンルームにしたらタープは必須
こんにちは。2005年からキャンプを始めて、道具は揃ってもキャンプスキルは未だに初心者のtentyouです。
⇧でのテント選びは順調ですか?
キャンプスタイルに合ったテントが決まったら次はタープを探していきましょう。 ワンルームを選んだならタープは必須です。
まだキャンプスタイルが決まらない場合は、直感!好み!欲しい物!でいいと思います。どうぞ最後までお付き合いください。
目次
タープの種類
タープとは雨よけ・日よけの為のシートです。 キャンパーさん達はテント・タープ類を幕(まく)と言います。 タープも色々な形・大きさのものがあります。 ここでは代表的なヘキサタープとスクリーンタープを紹介します。
ヘキサタープ
6角形の屋根です。
メリットは設営が楽チンです。最初は2人で設営した方が安心で早くできますが、慣れれば1人で10分ちょっとあれば設営できます。 またフレーム(骨組み)が無くポールと幕だけなので、持ち運びも楽チンです。
デメリットは幕を斜めにして設営するので設営面積に対して居住有効面積が狭いです。(サブポールを追加すれば変幻自在になりますがスクリーンタープよりは狭いです。) 側壁がないので雨・風が強い時は横からの影響を受けやすいです。
ヘキサタープは設営・持ち運びが楽チン
スクリーンタープ
四方を幕で囲まれたタープです。テントのフライシートだけとイメージして下さい。
メリットは四方を幕(パネル・メッシュ)で覆われているので、プライベート感が強く雨・風・虫の侵入にも強いです。 側壁がほぼ垂直に立っているので居住有効面積が広いです。
デメリットは解放感が弱い事。パネルを全開にすればそれなりの開放感も味わえますが雨・風・虫の影響を受けます。 どっちをとるか悩ましい! フレームがあり設営・持ち運びの負担は大きいです。
プライベート感・居住性は抜群です。
スクリーンタープにも2タイプあります。
・追加でインナーテントの設定が有るタイプ
・追加でインナーテントの設定が無いタイプ
インナーテント追加設定 有り (こちらを紹介します)
このスクリーンタープはインナーテント追加の設定があるタイプです。 スクリーンタープ内にインナーテントを設営する(吊るす)だけで別にテントを設営する必要はないです。
インナーテント設営はテント単体設営より楽チンです!
ここからはインナーテント追加設定有りのスクリーンタープをメインに話を進めていきます。
スクリーンタープはヘキサタープより設営の負担は大きいです。 でもインナーテント設定有りのスクリーンタープであればテント単体の設営はないのでトータルの負担は減ります。(ツールームテントと同じと思ってください。)
スクリーンタープにインナーテントを追加すればツールームテントに変身!
インナーテント追加設定 無し (今回はパスします)
スクリーンタープでインナーテント追加の設定がないタイプは別にテント単体の設営が必要です。 設営の負担がとても大きいです、、、
インナーテント設定無しのスクリーンタープの居住性はとても良いです。
防寒能力があり晩秋から冬のキャンプには抜群の威力を発揮します。
ですが、設営面ではトータルで楽チンではないので今回はパスします。
解放感 | 有効面積 | |
---|---|---|
ヘキサタープ | ○ サブポールを追加すれば◎ | △ |
スクリーンタープ | △ 全面オープンすればそこそこ〇 | ○ |
大きさは?
小さいのは論外ですが大きすぎると設営の負担が増えますし、場合によってはサイト内に設営できないこともあります。 区画サイトで小さい所は8m四方というのもあります。
ヘキサタープ
ヘキサタープの場合は3〜4人家族で考えるなら縦横のそれぞれの長さが各4m以上あれば十分です。
逆に長さが6m超えると設営の負担が大きいです。
一人設営が基本で大きい幕が苦手なtentyou個人的見解です。(2人設営なら大丈夫!)
tentyouは以前5.5メートル超えのタープを使ってましたが、撤収の際の幕の畳み方がとても負担でした。 もし荷物がタープ内に収まり切らなくてもワンルームテントの狭い前室にも多少の物が置けます。
雨の時は有効面積がとても狭くなりますが、設営・撤収はとても楽チンでした。
スクリーンタープ(インナーテント設定有り)・ツールームテント
スクリーンタープ(インナーテント有り)・ツールームテントの場合は3〜4人家族で幅と奥行きが合計8m(例えば上記で紹介したリビングシェルは幅4.15m+奥行き4.55m=8.70m)以上あれば快適に過ごせると思います。
合計8mくらいなら設営も比較的楽チンに近いです
一人設営が基本で大きい幕が苦手なtentyou個人的見解です。(2人設営なら大丈夫!)
これはツールームという名称ですがインナーテントを外せばスクリーンタープとしても使えます。
下の写真はtentyouが以前に使用していたツールームテント(ティエラ4という廃盤 ティエラリンドとティエラ5の中間のサイズ)です。 合計が約7.6mを家族3人(娘はまだ2歳でしたが、、、)で使ってましたが、狭さを感じる事はありませんでした。
今じゃ娘が大きいから厳しいかも、、、
設営・撤収
上記でも説明しましたが改めて、
ヘキサタープ
コツさえ掴めれば、1人でも楽チンにできます。 初めて設営する場合は2人いれば楽チンに設営できます。 ですがヘキサタープの場合は別にテント設営の負担もあります。
スクリーンタープ(インナーテント追加)・ツールームテント
スクリーンタープ(インナーテント追加)はツールームテントと同じと思ってください。 設営方法は簡単でも大きく複雑な物を設営するのでヘキサタープより負担はあります。 ですがヘキサタープ+テントと比べると大きい幕を1つ設営するだけなのでトータルではどっこいどっこいです。
設営 | 居住性 | |
---|---|---|
ヘキサタープ | 約15分 別にテント設営必要 | 解放感あるが雨・風・虫の影響あり |
スクリーンタープ(インナーテント追加) ・ツールームテント | 約40分 テント設営不要 | 雨・風・虫の影響が少ない |
所要時間はtenntyouの1人設営での目安です。
個人差がありますが、所要時間はどっこいどっこいだと、、、
撤収に関してはテントのリンクでも紹介しました。 乾燥撤収できれば負担はどっこいどっこいです。 乾燥しきらないとスクリーンタープ系は負担が大きいです。
どっちが楽チン設営?
tentyouが最初に買ったツールームテント(ここではスクリーンタープ+インナーテントと同じと思ってください。)は設営が約40分でした。
その後はワンルームテント+ヘキサタープにしましたが、ワンルームテント約20分+ヘキサタープ約15分=35分です。 どっこいどっこいですね、、、 全て一人設営です。
タープもテントと同じくらい高額なお買い物です。 高額な分、余計に悩んでしまいます。
最後はマット・寝袋を選んでいきましょう。
餅は餅屋
アウトドアブランドの値段より異常なくらい安いキャンプ道具をよく見ますが、それにはそれなりの理由があります。 幕の耐水圧が弱く少しの雨や夜露で浸水したり、ポールの強度が弱く曲がったり等のリスクが高くなり無駄な買い替えが発生します。
できる事ならアウトドアブランドの道具を選ぶ事をお勧めしたいです。
餅は餅屋!!が楽チンキャンプの近道です。
あくまでも経験を踏まえた上での個人的見解です、、、
いきなり100点満点の道具とは巡り合う可能性は低いです、、、 回数を重ねキャンプスタイルの確立・キャンプ道具の《沼》にはまっていくうちに100点満点の道具に巡り合えると思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
ヘキサタープ
スクリーンタープ